PlayStation2でリリースされたDVDのやるドラシリーズ「スキャンダル」の
レビューです。
PS2、さらにDVDとなってかなりボリュームアップしていますね。
目まぐるしく動く絵は、まるでアニメ映画を見ているようなクオリティです。
しかも以前PSで発売された「ダブルキャスト」で感じていた、ストーリーの繋がりの悪さが
ほとんど見うけられません。
アクションシーンも多く、物語も理解しやすいテンポで進んでいきます。
アドベンチャーゲームとしても楽しめますし、また、一つの映画のように楽しむことも
できますから、まさに「や(演)るドラマ」ですね。(^^)
さて、ゲームシステムですが、基本的にPS版「やるドラ」と変わりません。
マニュアルを見なくても直感的にできるあたり、優れたインターフェイスといえるでしょう。
難易度は、前作の「ダブルキャスト」より若干低いようです。
また、選択肢を選ぶ時、事前にセーブできるようになったのが難易度を下げることに
貢献していますね。あらかじめセーブしておいて、思わぬバッドエンドに行った時に
セーブデータをロードすることができるので、安心設計ですね(笑)
これはすごいなーと思った点:
・アニメーション
いやもうとにかく動く動く(^^;
本当にアニメ映画を見ている気分にさせられます。見ていて選択肢が表示されたとき、
思わず慌ててしまうくらい、物語にのめりこんでしまいます。
・選択肢を選ぶ時、時間制限のあるシーンがある。
このシステムは真新しいものではありませんが、これによって、かなり緊迫感が表現
されることになります。じっくり選びたい時でも、あまり考えている余裕がないなどの
緊張感を見事に表現してます。
・操作しやすい
選択肢を選ぶのに、普段は十字キーの上下で選び、○ボタンで決定という流れになりますが、
R1,R2ボタンを押しても選択肢が選べます。つまり右手だけで遊ぶことも可能になっているので
寝転がりながらゲームが楽しめるようになります。
私のような面倒くさがり屋さんにも親切な操作設定になってます(笑)
逆にこりゃーちょっとなーと思った点
・デュアルショック、揺れすぎかなー
ここは揺れるべきところではないだろうと思うところでばしばし揺れます(^^;
臨場感を高めるという手段として使うにはいいのですが、あまりにいろいろなシーンで
使いすぎていて、いざ重要なシーンに揺れても新鮮味がないという残念な結果に
なってしまっていました。
「揺れる」「揺れない」だけでなく、「ちょっと揺れる」「たくさん揺れる」とかの
メニューがあったらいいかも。
・スキップ機能
このゲームには一度見たストーリー部分をスキップできる「スキップ機能」というのが
あり、ボタンを押している間、物語を飛ばしていってくれますが、この機能を使うには
ボタンを押しつづけていなければなりません。
また、一度エンディングにたどり着き、再度プレイする際、最初から始めなければなりません。
ある程度物語の達成率(ゲーム中、%表示される)が達成されたら、それ以降はシーンごとに
ジャンプできるようにすればなおプレイしやすいのではと思いました。
ゲームを通しての感想は、ずばり「面白い」です。
プレイ中、ゲームということを忘れて、真剣に映画のような感覚で見られるほどのストーリーの
面白さ、クオリティの高さが上げられます。
やるドラというジャンルをPS2に移植して、また前回よりプレイヤーフレンドリーになった操作も
進化の域といえるでしょう。
アドベンチャーとしてのジャンルは、PS2などのコンシューマではなかなか見られませんが
このゲーム(というかジャンル)はかなりいい感じで進化していると思います。